お電話でのお問い合わせはこちら
リハビリテーション部は理学療法課、作業療法課、言語療法課から構成され、現在、理学療法士45名、作業療法士13名、言語聴覚士6名のリハビリテーション専門職スタッフが勤務しております。(2022年4月1日現在)
外来患者さま、入院患者さまへの治療はもちろんのこと、医療保険や介護保険による訪問リハビリテーションサービスも実施しており、発病や手術後の急性期から回復期、退院後の生活期までのトータルサポートを実施しております。
身体的な回復だけではなく、『リハビリテーションは心』を第一とし、リハビリスタッフ間はもとより、医師、看護師、栄養士、ソーシャルワーカーと緊密な連携を図り、患者さま、利用者さまに最善のリハビリテーションサービスを提供しております。
理学療法においては、運動療法・物理療法などを駆使し発症早期から積極的に離床を促し、移動動作の確立を目指します。 また、訓練室のみではなく病棟でもADL(日常生活活動)訓練を行います。
理学・作業療法室には、自宅と同じ環境を設定できるリビングや和室で入院中に退院後を想定した練習を行っています。
病棟生活の場を中心に、食事やトイレ等のADL(日常生活活動)訓練及び作業活動を通じて生きがい、やりがい作りに即した援助をいたします。新たな生活を想定しての訓練や、生活に便利な福祉用具の選定のお手伝いもいたします。
作業療法ハンドセラピィ部門では手の外傷性疾患(骨折、腱損傷、靭帯損傷)、炎症性疾患(リウマチ、腱鞘炎)の方を対象に治療を行っています。
患者さまのUseful Hand(実際に生活する手)の獲得を目標に徒手療法や物理療法、装具療法を用いながら医師と連携し治療を行っています。
骨折 | 炎症疾患 | 腱損傷 | 末梢神経損傷 | 軟部組織損傷 | 切断 | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
299 | 24 | 31 | 13 | 11 | 3 | 58 | 439 |
聴く・話す・読む・書くといった、言葉の機能や発音の訓練を行い、ご家族様やお知り合いとコミュニケーションを取れるように援助いたします。また、飲み込む訓練を行い、楽しいお食事を召しあがっていただけるように援助いたします。
回復期病棟入院中の担当セラピストが退院後短期間、訪問リハビリ担当スタッフと共に訪問リハビリテーションを行います。これにより訪問リハビリ担当スタッフへのスムーズな引き継ぎを行い、質の高いリハビリテーションサービスを提供します。
退院時に住環境整備が必要と予測される患者さまには自宅に訪問して住環境について調査をさせていただいております。これにより得た情報を基に介護支援専門員(ケアマネージャー)と共に、住宅改修内容や福祉用具の選定を行い、住環境整備案を作成します。
急性期病棟、回復期リハビリ病棟共に、医師とコメディカルスタッフ(看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、管理栄養士など)とカンファレンスを毎週行うことで、治療の進捗状況を共有しています。