お電話でのお問い合わせはこちら

072-422-9909

072-422-9909
主なリハビリテーション 主なリハビリテーション

急性期リハ

脳血管疾患、運動器、心大血管、呼吸器疾患などの疾患に対して、主治医との情報交換をおこない、廃用予防、機能回復のために早期からリハビリテーションをおこなっております。
病気や外傷などで数日間ベッド上起きることなく寝た状態が続くと、手足の筋力低下や関節の動きに障害も生じ、心機能や肺機能など全身臓器の機能も低下することはしばしばあります。
長期臥床により生じる、こういった筋力の低下や内臓機能の低下を、廃用性症候群と言われています。
特に高齢の方は、その発症の危険性は高く、できるだけ早期から離床を促すことが推奨されています。
病気の治療は上手くいったのに食べることができない、起き上がることができない状態に陥ると、元の生活に戻ることが困難となります。そうならないためにも、早期からのリハビリテーションをおこない、運動機能のみならず、認知機能低下の予防や摂食嚥下機能低下予防が必要となってきます。

急性期リハ1
急性期リハ2
急性期リハ3

回復期リハ

脳血管疾患、運動器疾患を中心に、在宅療養を目的に、365日積極的なリハビリテーションを実施しています。
退院後の在宅生活のためにケアマネージャーを初め多職種とのカンファレンスをおこない、スムースな在宅療養へ繋ぐことや近隣の介護保険施設などとの連携を密におこないケアが連続的に提供されるように鋭意努力をしております。
当院では人工膝関節置換術、人工股関節置換術や脊椎外科症例などを数多くおこなっております。
患者さまの要望として、退院後の自動車運転が可能か否かということが増加しております。
昨今、高齢者ドライバーの事故などがマスコミなどで報告されることが増加しています。
これらの要望にお応えすべく、予定手術の患者さまに対しては、術前からドライブシミュレーターを用い自動車運転能力を客観的に評価し、術後定期的にそのフォローアップをおこない、退院後の運転に対しての留意事項や自己の能力の推移などを把握して頂くようにしております。

回復期リハビリテーション
回復期リハビリテーション

外来リハ

主に脳血管疾患、運動器疾患を中心に在宅療養後の機能障害回復や能力障害回復を目標として、入院リハから通院リハまでの流れを円滑に行うようにしております。
しかし、リハビリテーションの実施は、法律で疾患名や実施できる期限が定められていますので、診断名や経過によって、実施が困難であったり、実施頻度(回数)が制限される場合があります。
脳血管疾患等リハビリテーションは原則として発症、手術又は急性増悪から180日以内に限られます。
運動器リハビリテーションは原則として発症、手術又は急性増悪から150日以内に限られます。
呼吸器リハビリテーションは原則として治療開始日から90日以内に限られます。
脳血管疾患等リハビリテーション、廃用症候群リハビリテーション、運動器リハビリテーション、呼吸器リハビリテーションは、厚生労働大臣が定めた疾患患者さまであって治療を継続することで状態が改善できる場合は、上記の限度日数を超えて治療を受けることができます。但し、この場合は各月13単位が限度です。

外来リハビリテーション

訪問リハ

在宅療養後も引き続きリハが必要とされる患者さまに対しては介護保険サービスをケアマネージャーらと連携をおこない、自宅療養での廃用を予防する目的や機能向上や機能維持のために入院からできるだけ連続したリハサービスが提供できるように心がけております。
住み慣れた地域で安心して日常生活を送れるよう、リハビリテーションの専門家(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)がご自宅へ伺い、短期・集中的なリハビリテーションサービスを提供します。
下記の要件が必要ですので、入院中の担当スタッフやケアマネージャーに遠慮なくご相談ください。

要介護認定を受けておられる方
かかりつけ医が訪問リハビリテーションの必要性を認める方
ご自宅での日常生活動作や介助方法などに不自由や不安がある方
医療保険でリハビリテーションを受けておられない方
訪問リハ

その他

神経伝導速度、針筋電図検査

手足のしびれ、運動麻痺、筋力が低下した場合におこないます。針筋電図は筋肉の病気や末梢神経の病気などの診断や障害の部位や程度を判断します。
神経伝導速度は手足の末梢神経障害(運動神経・知覚神経)の有無、程度、部位を判定します。
神経伝導検査は皮膚の上から各神経に電気刺激を与えて、例えば肘で刺激を与え、手指で刺激を受けとり、各神経で数ヶ所に刺激を与えて、それぞれ刺激した2点間の距離を測り、測定した波形~波形間の時間より伝導速度を算出し、又波形の出やすさ、大きさ、形から総合判定をします。神経伝導速度が遅い場合は、どの神経で、どの部位に障害がきているかを特定し判定できます。

検査場面の様子
TOP